11月も半ばを過ぎ、秋も深まっていますね。
寒さが厳しくなり、紅葉も見頃を迎える現在、柿も食べごろを迎えています。

愛媛県西宇和の柿といえば、存在感の抜群な、実の大きな富士柿（ふじがき）でしたね。
富士柿の大きな魅力の一つが、時間とともに変化する食感です。

出荷されたばかりのときは、シャキシャキとした歯ごたえのある食感が楽しめますが、常温で追熟させると、果肉は次第に柔らかくなり、スプーンですくって食べられるくらいの柔らかさになります。

この段階では、少し歯ごたえがありながらも、なめらかな食感が楽しめます。

そして完熟の富士柿ともなると、さらにトロトロになります。

ここまでになると、ゼリーのような食感ですね。
切り分けて食べるよりも、スプーンで食べる前提でカットすると食べやすいです。
また、冷凍してシャーベットにすると、違った食感が楽しめそうです。

富士柿はいろいろな味わい方がありますね。
どの状態の富士柿でも、大きくて食べ応えがあり、食感は違えど甘くておいしいです。
ぜひ、お好みの食べ方を見つけてみてください。