私たちの西宇和みかん その5
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シリーズ連載

2019.3.19

前回に続き、全5回のシリーズで、八幡浜高等学校の商業研究部「バーチャルカンパニー A★KIND(あきんど)」の活動を紹介いたします。
今回が最終回になります。

八幡浜高等学校

A★KINDの皆さんは、これまでに紹介した取り組み以外にもたくさんの活動を行っています。

部員たちのみかん愛は、昨年末に、NHKのEテレ「沼にハマってきいてみた」の番組でも取り上げられました。
文化祭の様子が取材を受け、東京都渋谷区にあるNHKスタジオパークでの収録にも参加し、「東大みかん愛好会」との真剣勝負を繰り広げています。

NHKでの収録の帰りに渋谷で

NHKでの収録の帰りに渋谷で

最後に、熱心に活動を行う皆さん一人一人に、地元やみかんへの思い、そして将来の目標について話してもらいました。

将来の目標について

兵頭さん(1年)
八幡浜は、みかんが特に有名ですが、魚、じゃこ天、ちゃんぽんなど、おいしいものがたくさんあります。ぜひ全国の皆さんに訪れてもらい、おいしい特産品を食べてほしいです。

後藤さん(1年)
この土地のみかんについて、世界ではまだまだ十分に知られていないと感じます。段々畑や海、夕日など、八幡浜ならではの自然の美しさも届けていきたいです。

松岡さん(1年)
八幡浜は、みかんもそうですが、魚もとてもおいしいです。まずは日本の皆さんに八幡浜のことをもっと知ってもらい、少しずつ海外の方にも知ってもらいたいです。

石岡さん(2年)
この土地において、みかんはどこにでもある温かい存在です。多くの方に訪れてもらい、グルメや歴史、鉄道を楽しみ、この土地の温かさを感じてほしいです。

入山さん(2年)
ジュースなど、みかんに関連したいろいろなおいしいものがあります。高齢化という問題もありますが、こうした取り組みを続け、地域が盛り上がってくれるとうれしいです。

岡さん(2年)
周囲には、みかん農家をしている方がたくさんいて、私もみかんと共に育ってきました。こうした八幡浜の田舎ならではの土地や食べ物の良さを、もっと皆さんに知ってほしいです。


これまで5回にわたり、みかんの産地の高校生たち、八幡浜高等学校の商業研究部「バーチャルカンパニー A★KIND」の皆さんの活動を紹介してきました。

高校生という若さながら、活動に地元やみかんへの思いがたくさん詰まっていて、強い郷土愛を感じました。

西宇和の人たちにとって、みかんは身近な存在であり、食べることにも、育てることにも、愛着があるということを強く感じました。

第26回全国高等学校生徒商業研究発表大会 八幡浜高等学校の商業研究部「バーチャルカンパニー A★KIND」 第25回四国高等学校生徒商業研究・意見体験発表大会 八幡浜高等学校の商業研究部「バーチャルカンパニー A★KIND」

A★KINDの皆さんの活動が実を結び、地元やみかんの良さが、さらに広がっていくことを楽しみにしています。


取材日 2019年2月上旬

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